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空虚惑星⊿X

何か有意義なことをしようと改めて考えてみたら、「アレ?何もやることないぞ!」と気が付いた星の人が綴る日記

サマーウォーズ

サマーウォーズ
2009年夏に上映された作品のノベライズ。
ちょっち古いんだけど、仮想空間『OZ』の描写を小説でどうやって表現しているのか気になって購入。

そんないきさつなので、
映画 → 小説 → 再確認のため映画 という感じで鑑賞したことになる。

最初の映画では、作者に御都合主義的に作られている仮想空間OZに多少抵抗感があったものの、元々少年向け映画であることから、SFになり過ぎないように配慮されたものだと思って観た。
そうすると、童話的なデザインながら大人でも観られるように細部をカッコ良く仕上げているデザイナーのイマジネーションを感じる。

話としても、かなりムリのある内容と設定だが、そういえばこういうのがアニメだったな、、、と再認識させてくれる良い作品だと思う。
大人びた感覚で「マンガだな」とか思わず、作者にしっかり乗らされてドキドキわくわくするのが正しい観かただろう。
実際におもしろいのだし。


映画を観てから3年経って、小説を読む。
ああ、そうだ、こんな話だった-- という感じで読み進める。

とにかく登場人物が多いので相関図と本文をグリグリしながら読むしかないが、ノベライズされてボリュームダウンということはなかった。逆にしっかりと映画に肉付けをしていたらしい…というのは読後再び映像を観たからわかったこと。

映画はやはり時間制約があって細かい説明がされず、いい意味で『雰囲気で察する』必要があるし、制作側もそれを促している。
小説版は映画と同時期の発刊であったと思われるが、人物描写と心情が多く描かれるのでさらに面白くなっている。

原作は細田守さん。映画監督でもあった(…よね?)。ノベライズは岩井恭平さん。

昔読んだ― 特に外画のノベライズは面白くなかった印象がある。
行間無視、リズムなし、心情描写は少なく、行動の記述みたいな感じで、読むのが苦痛だったと思う。

しかし、サマーウォーズのノベライズは逆。
小説の方が厚みのある物語に仕上がってる。
小説の後に映画を観ると「ああ、あそこがなくなってる、、」とか少し残念な気分に。

とはいえ、映像美や人物が動いているところなどは絶対に映画の方が面白いので、実はどちらも捨てがたいところ。


結論。
好きな映画はノベライズも読め。

どうせ好きなんだから、映画で終わりじゃもったいない。
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