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空虚惑星⊿X

何か有意義なことをしようと改めて考えてみたら、「アレ?何もやることないぞ!」と気が付いた星の人が綴る日記

講義に行ってきた

装飾してない写本 巻物系写本
【講義】羊皮紙と装飾写本、に行ってきた。

羊皮紙と言えば、その昔RPG内でたくさん使っていた覚えがある。
“覚えがある”とはいえ、それはもうゲーム内の話ですから、使ったことなどは、もちろんないっす。

―――じゃあ使ってみようじゃないか。

そんなわけで先週日曜日くらいに予約。昨日行ってきやした。

奥深い。
奥深いよ。印刷技術のない時代、手書きの本はやっぱり高級品だよ。

羊皮紙が原材料から出来上がるまでの行程を細やかに説明していただき、その使用方法(切断してそのまま使う。巻物にする。製本する。など)と、保存に際してどのように優れているかを説明していただき、製本のされかた、文章は筆写なので掛かる時間と労力が膨大であるなどの説明をいただく。

ま、簡単に、どのようなものかを説明すると。
300ページほどの装飾写本を作るとして、
 ①製本までの期間(筆写、製本) …半年。
 ②材料費、人件費、加工賃、その他税とか手間賃など …160万円!!

300ページの本を依頼して届けられるまでに半年を要し、160万円の定価をつけないと割に合わないと講師の方がおっしゃられていました。しかも、挿絵として絵画を入れたり、金箔で装飾したりすると、もっともっと全然金額が上がるということ。

まぁ、確かに、材料から手間が掛かっておる。筆写なんてPCがあってもしんどいのに、手書きで飾り文字を使うなんてムリ。

テレビも娯楽もない時代。集中して作業できたろうけど、筆写はしんどい作業だろう。だって、自分のアイディアを盛り込む訳じゃない。誰かのコピーを作るだけなんだもん、しんどいよ。

自分が書くと乗りすぎた
当時の様式で、羽根ペンとインクを使って羊皮紙へ手書きする体験もしてみた。
こっちもムリ。羽根ペン使い辛い!! インクが出過ぎて字がぶっとい!
とても写本のようにキレイには書けないと思ったわ。これも技術がいるわー。

中世に想いを馳せながら受ける講義。
非常に勉強になりました。
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