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空虚惑星⊿X

何か有意義なことをしようと改めて考えてみたら、「アレ?何もやることないぞ!」と気が付いた星の人が綴る日記

作業を失敗する人のこと

すごい以前に書いたことがある。
今、職業訓練校に通っているのだが、とてつもなく実技ができない人がいる。
しかも、結構いる。

要領が悪い。
頭が悪い。
できが悪い。

そんな一言で終わらせるのは容易い。
しかし、そんな一言で終わらせるのは切ない。


彼らと話すと、できないのは自分が作業を覚えられないからだと言ってくる。
言われた通りやっているのだが、覚えきれないのだと言う。

ボクは思う。
先生のトレースなんかできねぇだろ? と。

ボクは思う。
彼らの『理解』というものに対する考え方が違う気がする。

勉強も作業も、『理解しろ』と教えられるはずだ。最初から『暗記しろ』とは言われないだろう。暗記はテスト勉強のための最終手段であり、勉強とは根本的に違う。

作業が苦手な人の『理解』とは、多分『暗記』のことじゃないだろうかと思うのだ。
先生の一言一句を覚える努力とか、一挙手一投足を真似る努力をしているように見えるのだ。

『理解』とは、そういうことではない。

上記表現を踏襲するなら、
先生が、その一言一句をなぜ言ったのか、一挙手一投足をなぜ教えるのかを知ることから始まる。
この問題はなぜ、この公式なのか? この作業はなぜこの方法なのか?
その『なぜ』が数多く出ればでるほど、解決すれば解決するほど、理解は深まる。

作業を真似ても理解は深まらない。
結果、ことあるごとに作業の守るべき作法を漏らして失敗することになる。暗記は誰だって苦手なのだ。
そして、似て非なる作業はできない。同じことしかできないのだ。

各作業の理解度が高ければ、作業方法が教えられた通りでなくてもいい場合は多い。
なぜなら、作業方法というものは、『何をしたいか』というものを方法化したものだからだ。

『何をしたいか』を達成するため、理解して考えられた作業方法を構築する。

ここでハッキリする。

作業方法を覚えて『何かをする』というのは本来順序が違うということ。
『何かする』ために作業方法があるのだという簡単な事実。

この順序が逆な人の多いこと。

よって、暗記に頼る人の多いこと。
そして、失敗する人の多いこと。


誰かに教えてもらうようなことじゃないから、気付いてない人もいるかもしれない。
どうすれば、彼らにこのことを伝えられるのか、考えてみたい。

ま、伝えるかどうかは更に熟考の機会が必要だけどね。
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