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空虚惑星⊿X

何か有意義なことをしようと改めて考えてみたら、「アレ?何もやることないぞ!」と気が付いた星の人が綴る日記

北海道2日目 羅臼岳

羅臼岳。

こっちに来てから知ったことだが、知床半島は『自然世界遺産』らしい。
そんな手付かずな自然の中に、羅臼岳がある。

とはいえ、羅臼岳は知床に入ったすぐにある山。
大自然の深淵を見るには、少し手前過ぎる場所かもしれない。


昨日の斜里岳に比べ、特色もなく普通な山のイメージを持つ序盤。
ヒグマが出没するという場所もそこらへん。
ただの森、普通の山の中をモソモソと進んでいく。

今日もやはりイロイロやっていて、6時半に登山口を出発。
心配された排便もようやくあって(ここに至るまで相当食ったし、待った!)、少しは心配も減った状態での歩き出し。
登山者名簿に記帳して、どうやら8グループ(ソロ登山者も1グループとして数える)がボクの前を歩いていることを確認した。

(結構登っているもんだな)

本日土曜日。斜里であった登山者からも、羅臼登山者は多くなるのではないか、と言われていた。
これは熊など出なそうだ。


意外と普通な序盤で、4グループを追い越し、中盤へ。
内、登山道で鹿を見たが、あれが“エゾ鹿”であるかはわからんが、そう思うことにした。
鹿は、ボクをしばらく見ていたが、後続する年配の6人グループがあまりにもうるさくて、彼らが近づくと逃げて行ってしまった。
熊よけでラジオなんかもつけているんだろうが、うるさいのも問題あるな、と思う。
130928_岩場1
中盤からは岩場。結構な角度をよじ登っていく。
とはいえ、北アルプスの角度には遠く及ばない。問題視するところもなく登る。

背後にはオホーツクの海。
天気は晴れ。
絶好のロケーション。
解放感を感じながら登る。
このとき、“エゾリス”らしきものを発見。少し遠くの岩場を一生懸命移動していた。


岩場が終わると、知床半島の北と南の海が見下ろせる谷間に到着した。
東と西には山。背の低い木しかなく、とにかく見晴らしがいい。
ダイナミックな山々と海。
北海道らしい、とにかくおおらかな風景がボクを待っていた。

岩場で2グループを追い越したが、すでに登頂を終えた若者が降りてくるところにも出くわした。
一体彼は何時から登っているのだろうか。
下りの速さは、どうやらボクと同じくらい。
結構足が速いのかもしれない。


終盤は、羅臼岳山頂を仰ぎ見ながらの登山。
なだらかな坂が終わると、2回目の岩場に入る。
ここも難しい岩場ではないが、とにかく登山道のマークが見つけづらい。
どこから登っても頂上には着くのだろうが、一応、指定されたコースを通りたいので、マーク探しに時間を取られた。

そして登頂。
頂上は大きな岩の上。
岩から落ちたら転がっていきそうな印象を受ける。

130928_羅臼頂上  130928_羅臼からオホーツクを臨む

北はオホーツク。南は太平洋。
西には知床半島が終盤まで見え、全容をようやく知ることができ、東は斜里の町と大自然が見下ろせる。

4面、大展望だった。
いや、南側は少し曇ってたか。
羅臼湖というのが麓にあるらしいが、それが見えないと頂上で休憩していた登山者が言っていた。

とにかく、解放感と充実感に包まれて記念撮影。
そして昼飯。納豆巻きがうまい! とても冷たくて、固くなっているが、問題ない!

10分も休んでいると寒くなってくるが、まぁ、今日もこれで終わりだし、もう少しここにいようと思う。

後続のグル―プが次々と到着する。
記念撮影をしてあげるうちに、手がかじかむ。
登山者と話しをしているうちに時間がかさんだようだ。
登頂者の列が途切れたのを切っ掛けに、下山することにした。

下山は例によって速い。
さきに降りていた3人を15分で抜かし、そのままの勢いで下山。

車まで戻ったのは昨日と同じ、13時だった。

装備を降ろし、近場の岩尾別温泉の野良温泉(無料)で汗を流した。
岩尾別温泉の駐車場から、ほんの少しだけ外れたところに湯だまりがあって、そこは無料で入れるのだ。
だが、脱衣所なし。ついたてなし。まさに野良!!
ハードル高い温泉だが、先客がいたので入り易かった。
森の中の温泉。うん、悪くない。

温泉を後にして、まず考えたのはメシ。

何か食うべく、移動を開始。
明日は阿寒岳を目指すので、北海道の東中央へ向かうので、まずは南下。
道の駅・羅臼でシャケ全部丼を食べる。
本当はシャケでダシを取ったスープカレーを食べたかったのだが、店が見つけられなかった。残念。
130928_羅臼のシャケ全部丼


メシ食って、また温泉。
道の駅・羅臼にほど近い、熊の湯温泉。
この温泉も“野良”。
先客は地元民ばかりで、仕事帰りなのか団らん中。

コソッと入ろうとしたら、ルールをたしなめられ、いきなりのマイナスポイント。
軽く体を洗ったあと湯船に浸かると、

激アツゥゥ!!!!!!!!!!!

マジで熱かった!
火傷するかと思った。

そんなのを『ぬるいですね…』、『ああ、ぬるいな』とか、アンタら江戸っ子ですかっ!!

ツッコミたいが、そこは笑ってスルー。
熱いのに、ボクが水を止めることに。

(郷に入れば郷に従え…)

最高でした。
逆境ゆえに、地元の人を交流が持てて、楽しかったです。
でも、本当に熱かった(涙。

身もだえしながらの入浴を終え、しっかり目が覚めてたところで、長いながーい、移動。
車を飛ばして、翌日登る阿寒岳(雌阿寒岳)の登山口へ向かう。

遠い…
北海道、大きい…

信号もなく、かなり飛ばしてるのに、全然進まん。
いや、進んでいるが、ボクのイメージ通りではないということだ。

北海道。
いわゆるひとつの“県”的なイメージだったんだけどね。
冷静に考えたら、日本地図上で、あんだけでかいんだよね。
そりゃ、移動距離あるよね。

ああっ!
マジで、遠い!!
道東だけしか回ってないし、しかも薄めに回ってるのに、移動時間多い!!

180kmをほぼ三時間で駆け抜けて(高速道路なんて使ってないぜ)、目的地に到着。

はぅ、疲れた。
今夜も独り飲み会だ!
羅臼の打上だぜ!!

途中で購入した海産物をつまみに、落ちるまで飲んだのは、言うまでもない。

130928_羅臼の牡蠣
生ガキ、300円。
肉厚過ぎ! 激アツすぎ!!

海のミルクと言われてますが…
本当にミルクだったーっ!

本物の味。
堪能。
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