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空虚惑星⊿X

何か有意義なことをしようと改めて考えてみたら、「アレ?何もやることないぞ!」と気が付いた星の人が綴る日記

虚像と実像を擦り合わせる能力

大仰なタイトルから始めてみたが、コレ、今日の思いつき。

毎日毎日、どうしようもない妄想や独り会議をしながら通校しているのだが、ま、今回も読んでくれ。


思うのだが…

今、教わっている【NC旋盤】という機械は、数値を扱って制御するプログラム工作機である。
元になっている【汎用旋盤】は、昔ながらの職人作業で、【技能五輪】と呼ばれる技能競技にもなっているほど、人の技であるのに対し、【NC旋盤】は基本的に人の技はない。プログラムが書けて、少々の注意を払いながら準備作業をこなすことができれば素晴らしい品物が誰にでも作れる優れ物である。

だが、“数値制御”と呼ばれる座標を基本とした指示を設計しなければならないため、プログラムの作成には少しばかりの工夫と計算が必要になる。

慣れないのもあるのだろうが、その計算があるため、プログラムを組むことに苦労している人がいる。
動かしたい実際の動きを、計算した数値で表現することが難しいようだった。
もしかしたら、数字と動きのイメージがリンクしていないのかもしれない。


そういえば…

前の職場に机上の計算というか、理論はかなりまともそうなのだが、実際やらせるとうまくいかない本店所属の課長がいた。
言ってることはまとも、推理もわかる、でも、何かズレてる気がしないでもない。
そんな印象の人だった。

特に、彼が会社に来てから携わっている改善目標があったのだが、2年経ってもうまくいかず、困っていたっけ。
ボクとは全く関係ない部署だったので、『大変ですねぇ』と労ってあげたっけ。


設計は計算から始まる。そう、まさに机上の計算だ。
しかし計算には根拠があり、論理がある。
誤差という幅はあるものの、正しい検証をすれば、まず間違いなく計算通りの反応が出る。
計算と違う反応があるということは、計算が間違っているか、何らかの要素を見落としているかだろう。

逆に…
計算はできないくせに、現場の仕事となるとうまくこなせてしまう職人がいる。
根拠を聞くと、『こういうものだ!』という。意味がわからない。
しかし、機械は問題なく動いてしまう。あとから検証しても、言われた通りだったりする。
経験とは、知識を超えるものだと痛感する。


少し見方は変わるのだろうが、ボクはこう思う。

頭で考えた幻想で現実を見る“机上の計算”はまるで虚像を追いかけているようだ。
そして、見たものしかわからない“職人の勘”は実像主義に見える。

本質(虚像)だけを追い求めても現実が見えない。
現実(実像)だけ見ていても本質が見えていない。

虚実合わせての本来(100%性能を発揮した姿)であろうと思うのだ。

本来の姿を見るためには、虚像も必要。もちろん実像も必要。
両方見えることが本来に繋がる。

2面が見える、そういう能力を持ちたいものだ。

今のところ、無難に能力を育んでいると思っているが、今後社会復帰したときにどう思われるかな。
実像主義の会社だったら

(めんどくせーヤツだな)

と思われるかも。

逆に虚像ばかりの会社なら…

それでもめんどくせーヤツだな、と思われるだろうな。


バランスの良い会社に入りたいものだ。
いや、それよか、会社に入れるかどうかが危ういんだった。

あんま、贅沢は言えんな。
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