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空虚惑星⊿X

何か有意義なことをしようと改めて考えてみたら、「アレ?何もやることないぞ!」と気が付いた星の人が綴る日記

同期が辞職

ボクが今の工場に勤めることになった理由。
同期の彼が入社に後ろ向きで、1人だと不安になってすぐに仕事を辞めてしまうかもしれないからボクと抱き合わせで入社させられた…というのが理由。

最初の構想では、ボクは埼玉で、彼は神奈川のハズだったが、そんな理由で二人とも神奈川。
悪くはない。
引越しする手間も省けたし、自転車で行ける距離だし、面倒がなくてよかったとは思う。
業績も、埼玉よりは神奈川が良好で、いい工場に来れたものだと思う。
ま、比較論だがな。

とはいえさ。
いろんな配慮も無駄になった。
彼に対する心配も、彼には無駄だった。
彼はこの四ヵ月、何を思い、何をストレスに感じ、何が足りないと思ったのだろう。

辞めると聞いてから、まだ彼には会っていない。

最初から彼は優柔不断で、否定論が先行するタイプだった。
『やりたい仕事じゃない気がする』 というから、どういう仕事がしたいのか、と、聞いてみるのだが答えが不明瞭である。
たとえば、『家族的な組織で』、 『単純労働ではなく』、 『でも頭脳労働はしたくないし』…
もう、てんでどうしたいのかわからない。
印象、感覚、夢を語っているのだろう。 そして、そういうものがあるのだと思っているのだろう。
もしくは、この世のどこかに、自分にフィットする仕事があるものだと思っているのだろう。

ボクは言いたい。
多分、そんなものはない。

自分にフィットする仕事が見つかる人というのは、仕事に生きる人だ。
仕事に生きようと考える人が、そういう仕事に就き、そういう仕事を生んでいくのだ。

幻想を抱いたまま、ただ単に仕事に就こうとしている人が、自分にフィットする仕事に出会えることはない。
なぜなら、この世に存在しない仕事を探しているからだ。
自分の、自分による、自分のための仕事を探しているからだ。

彼にはそういう気配があった。
まだまだ、自分の理想を現実にトレースして、ビジョンとして行動に移せる状況ではなかった。
よくわからない何かが、自分にフィットする仕事だと思っている気配あった。

彼は仕事を辞める。
しかし、彼の苦痛は続くと思う。
自分の考えている働き方が明確ではない以上、理想の働きかたというのは現れないだろう。
仕事は、苦痛とストレスが90パーセント以上なのだ。
残り10パーセントの “やりがい” を見つけるには、“覚悟” が必要だと思う。

運良く、彼を仕事の世界に導ける人が現れない限り、彼は救われないかもしれない。

ボクにもわかる。
迷いが多い時代は、何もかも不満で、不安で… 安定なんてないってことを。

この仕事を辞めて、かつ短期間で彼が覚悟を決められる仕事に出会うことを祈る。
職業訓練校の同級生で、この仕事同期の彼の、幸運を祈る。

頑張れよ、彼。
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