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空虚惑星⊿X

何か有意義なことをしようと改めて考えてみたら、「アレ?何もやることないぞ!」と気が付いた星の人が綴る日記

恵方巻

季節物食品である恵方巻。
節分のために出回る巻き寿司。
たった1日だけなのに、膨大に出回る。

家庭で恵方巻を作るなんて、関東では考えられない。
歴史がないし、だからこそ文化がない。
売り始めたのがコンビニ業界だろうから、コンビニで買うのが多くの人のスタンスではないだろうか。
関西人は自宅で巻いたりするのだろうか?

ボクの仕事はコンビニの弁当屋。
当然、恵方巻には力を入れている。

すぐに悪くなってしまうものだから、作っておくということはできない。
作ってすぐ配送して、棚入れするのが通常だ。

恵方巻が嫌いという人はあまりいまい。

1日で多く出回るという点ではクリスマスケーキがすぐに思い浮かぶが、ホールケーキは敷居が高いと考える人は多いだろう。値段もそれなりにするし、甘いものが苦手という人も多いからだ。

その点、恵方巻は食事だ。おにぎり感覚で購入できるのもメリットだ。
そういう意味では恵方巻は万人に受け入れられ、手軽に購入されそうだ。

1週間前から稼働を始めた “恵方巻ライン” は節分前日に製造のピークを迎える。

ボクの部署は “工務” と呼ばれる支援部署。
現場の機械・設備・環境を整えることは仕事一環でもある。
現場で中身を詰めるわけでもなく、手巻するわけでもないが、この日のために昼夜を問わず交代でフルサポートだ。

製造は、機械と人間が渾然一体となったハイブリットライン。
機械一台で4人分の仕事をこなす。出来上がりの精度もよい。
それら機械の能力を100%引き出し、停止時間が発生しないようにするのが当日のボクの仕事だ。

現場から、昨年はパワープレイで乗り切ったと聞いている。
機械が不調だったからだ。
パワープレイと言うからには、人と時間を一杯使って終わらせたのだろう。

今年はパワープレイをさせないで乗り切ってみせたい。
そう考えて、ほぼひと月、準備してきた。
不調な機械を中心に、改善と改良を繰り返し、検証をした。
満を持して迎えた2月2日から3日朝まで。
ついに真価が問われる。

結果、2日昼には遅れが発生したものの、夜から3日朝までの時間でおおよそを取り返して終焉。
出荷リミットを大きく前倒しして納品できた。

夜勤で出社したボクは、現場に居続けることにはなったが、結果を見るだに、現場に詰めていた意味はあったと思う。
現場をフルサポートした結果は出せた。

支援部署として準備できることは事前に終わってしまっている。
当日はただ無心に、現場のために何ができるかを考えて動くのみ。

それができたと思っている。

“祭り” は終わった。
ひとつの壁を、また一つ越えたと思う。

これはもう、勝利の美酒を飲むしかない(笑)。
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