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空虚惑星⊿X

何か有意義なことをしようと改めて考えてみたら、「アレ?何もやることないぞ!」と気が付いた星の人が綴る日記

29座/百名山 【燧ケ岳】

7月16日。
午前0時には満天の星空だったが、2時には雨が降り始めた。
テント内は雨音。
太鼓の中で寝ているようなものだから、小雨でもかなりうるさい。
ものすごく雨が降っているように聞こえるが、実際は、まだたいしたことないと思った。

しかし雨は雨。
いろんな行動が雨によって阻害されることが予想されるため、早出することにする。

3時起床。
メシを食って、撤収して4時半。
いろいろ遅く感じるだろうが、天の明るさを待ってのことだ。
ヘッドランプを一応つけて出発する。

150716_尾瀬01

しばらくして、登山口に着いた。
…と、思った。

進入禁止… だとぅ…!

しくった。
マジか。

ここを通れないとなると、2時間かけて別の登山口へ行き、登ることになる。
しかも登山時間は変わらない。
単純に2時間のロス…というわけだ。

台風による雨も激しさを増してきた。

帰るか??

頭をよぎるが、決断するにはまだ早い。
ボクは森林の木道を次の登山口まで進むことにした。

150716_尾瀬02

午前6時を回り、誰にも会わない。

尾瀬は山ではないのか?
観光する人は意外に普通の人なのか?
早出の人影はない。

かなりビショビショに濡れたころ、登山口分岐点でもある休憩所にたどり着いた。
6時半の出発に合わせるように、15人パーティが休憩所に現れる。
挨拶を交わして、登山するため休憩所を出た。


6:25出発。
地図上でのルートタイムは頂上まで2時間10分。
ボクなら最悪でも2時間で行けると思われた。

だが、登りはじめてすぐに腹が減る。
疲れを感じる。
なんか… しんどい。

土砂降りの雨。
登山道は沢のように水が流れている。
もう登山ではなく、沢登りだ。

必要以上に疲れを感じながら登っているのは、補食を食べられないからだろう。
ザックを降ろすことが面倒で、補食が取れない。
雨ざらしの体が冷めるのも怖かった。

そんな状況で登っていき、偽ピークに大喜びしてしまった自分に嫌悪感を憶えながらもようやく登頂。

150716_尾瀬04

たいしたことない山のハズなのに、とんでもなくハードだった。

燧ケ岳からの眺望を、雲の切れ間から見ることができた。

昨日歩いた全行程が一気に見える。
尾瀬を一望できるロケーションに心は躍る。

しかし、寒いしびしょ濡れだし、腹減っているしで状態は散々。

手持ちのソーセージ、ドライソーセージ、柿の種、栄養剤を一気食いする。
さぁ、下ろう。



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