48座/百名山【高妻山】

6月9日。雨飾山を登り終えた翌日。
車中泊を朝3時に切り上げて移動。

途中コンビニで朝食やら予備食やら購入を考えたいたが、なんと、道程にコンビニなし。
すげーな、信州。

夜明けの北アルプスがキレイで、満月が沈みゆくのが情緒的だったな。
こういうの共有できるパートナーがいればいいのに…。
独り狼が珍しいことを考えたものだ。いればいたで邪険にするくせにな。

ドライブは終始森の中、、、というか自然が多い舗装路という感じの道を進む。
今日は晴れそうだ。夜明けが気持ちいい。寒いくらいに涼しいし。

1時間半ほど移動して高妻山登山口駐車場へ到着。

コンビニはなかったが、それでも手持ちでギリギリなんとかなりそうだった。
帰りの腹が心配だが、山さえ終えてしまえばなんとでもなるだろう。

朝飯は昨晩購入した納豆巻。。。では足りないので、ずーっと車内に置きっぱなしだったカップ麺も食べる。
昨日は、雪と格闘して、ツボ足で、雨にも降られて、、、本当苦労したが、移動中にコインランドリーを見つけられたのはラッキーだった。
全部乾かすことができて、着替えても気持ち悪いということはない。
濡れている服に袖を通すのは、気分のいいものではないが、それはなかった。

持ち出す食料も、それほど多くはないが、足りないということもない。
昼食メインのカップ麺。水0.5リットル。補食のソーセージとサラミ。アメちゃん少々。
トイレを済ませて、飲料水を自販機で購入して出発。


高妻山。
最初は珍しい牧場歩きからスタートだ。
6時前だから人がいない。動物も小屋から解放される前だろう。
草原が広がる場所は、さながら 【進撃の巨人】 の世界を思い出す。(⇦陳腐な発想?)
ま、ドイツ当たりのなーんにもない草原といったところか。

170709_高妻山04
いいなぁ、こんな自然が近くにあれば、休日のんびりできそうだぜ。

淡い幸せの時間か。
嵐の前の静けさか?

登山道に到着する。
ここから尾根沿いに直登する。

ボクの基本的考え方を教えよう。
登りは基本、直登する。キツイ方を選び、時間の短縮を図る。

登りはつらいもの。
登りは暑いもの。
で、あれば、苦痛は一緒。あとは肉体が言うこと聞くかどうかに掛かってくる。

肉体的に登れない傾斜を登ろうとするのは "無謀" という。
登れる傾斜で、苦痛の度合いだけが問題であれば、例え激痛でも時間が短い方がいい。
短い時間で登れるというのは余裕につながる。それは誰しも手に入れたいものだろう。
あとは精神力の問題。だとすれば、ボクは直登を選ぶ。

で、今回も迂回路と直登の二択で、直登を選ぶわけだ。

バカ尾根を進む。
景観もない前半戦。ただ目の前の傾斜を踏み込むだけの作業を繰り返す。
雲の上に出て、景観が出てきた。晴れている。気分がいい。

170709_高妻山05

昨日の雨飾は最悪だった。
今日は雪がない。高妻は雨飾より標高は高いが残雪が少ないようだ。というか、ここまでは雪を見ていない。
滑落の心配がないぶん、楽勝感が先行する。
直登の苦しみも、滑落の危険にくらべればなんてことはない。進むの早いし。

しかし、肩を抜けるとそこには雪が。
170709_高妻山06
やっぱ、あるところにはあるのか。

そして、あと1割ほどで登頂というところで滑落の恐れがある傾斜雪面が。
まじかー↷ テンション下がるわー

これまた爪先に爪があれば問題ないのだろうが、ボクが持つのは簡易アイゼン。土踏まずにしか爪がない。
雪面を蹴る。蹴る。蹴る。
危険を感じ息切らせながら進む。
ここでも帰る選択肢はあった、が、逃げるには登り過ぎたし、重要ポイントはこの1箇所のような気がして登ってしまった。どこまで滑るかわからないような見通せない谷底を横目に。

結局、滑落危険ポイントは2か所だった。

それぞれ登りきり、登頂。

170709_高妻山03

360度の展望。
今日はボクが一番乗りであろう頂上。
北アルプスがそこに。
昨日登った雨飾もすぐそこに見える。

ただ、少し虫が多い。
下ろう(笑)。

途中、気分のいい木々の間で食事を採って下りを続ける。
下りは分岐を迂回路に設定。
気分よく帰ろうと思っていたのだが…

これ、沢の中を進んでるでしょ?
…というような道を進み
170709_高妻山08沢

なんでこんな危険な場所に鎖場作った? 的な見るからに危険で長い鎖場を進み
170709_高妻山07鎖場

もう、道がないよね。
これどうやって進むの? 的な、クラックだらけな雪崩跡のような場所を越える
170709_高妻山09雪クラック

これ、迂回路もかなり容赦ない感じだぞ。
ハッキリ言って、迂回路はアドベンチャーだな。天然のアスレチックみたいだ。
地図上では楽勝そうだけど、意外な難易度にビビったんじゃないか? 今まですれ違ってきた人たち(笑)。

最後の締め。
牧場地帯。草原でのビール。
170709_高妻山10

はぁ、幸せ~。
安心安全な牧場地帯。青空と草原。飛んでいる小虫でさえ演出に見える。
いいなぁ、こんなところ、近くにほしいなぁ。
と、いうか、ここらへんに住みたいなぁ。

やっぱ長野だなぁ。
永住は長野がいいなぁ。

そんなことを考えながら気分に浸る。

が、今日はレッスン日でもある。
急いで帰らないと時間に間に合わない。

が、やはり風呂には入るでしょ?
170709_高妻山02
飯も食うでしょ?

昨日に引き続き、信州そばです。うまかでした。

その後、一気に帰宅。
休む間もなく池袋へ。

今日はまだ少し続くけど、山旅レポートはここまで。


お疲れ様でした。 …特にボクな!


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